「スラムツーリズムの展開――その多様性と創造性」を開催します
ブラジル・南アフリカ・インドで社会学的な比較調査をしてきたレスター大学准教授ファビアン・フレンゼル氏を招聘し、公開シンポジウム「スラムツーリズムの展開――その多様性と創造性」を開催します。
第一部では、「スラムツーリズムの現在」と題して発表者たちによるアジア、アフリカ、ラテンアメリカを横断した個別具体的な調査報告を行い、スラムツーリズムの事例蓄積を目指します。第二部の「スラムツーリズムの外部から――空間・場所・他者」では、各報告者たちのフィールドにおける「他者」との出会いや空間・場所・移動にかんする考察について研究発表を行い、「スラムツーリズムでない」外部の視点を取り入れることを通じて、スラムツーリズムとは何かを議論します。第三部では、「総合討論」へと移り、あらゆる分野の既存研究におけるスラムツーリズムの位置付けや事例間の共通性・異質性、研究対象としての課題や可能性について幅広く議論を行います。
公開シンポジウム
「スラムツーリズムの展開――その多様性と創造性」
開催概要
- 日時:2018年8月3日(金)10:00~14:50
- 場所:立命館大学 衣笠キャンパス 創思館303・304教室
プログラム
第一部 スラムツーリズムの現在
- 10:00-10:10 開会挨拶
小川さやか(立命館大学先端総合学術研究科准教授) - 10:10-11:00 基調講演
ファビアン・フレンゼル(レスター大学准教授) - 11:00-11:30 講演 ①
- 11:30-12:00 講演 ②
須永和博(獨協大学外国語学部交流文化学科准教授) - 13:00-13:20 研究発表①
八木達祐(立命館大学先端総合学術研究科一貫制博士課程)
12:00-13:00 昼食休憩
第二部 スラムツーリズムの外部から――空間・場所・他者
- 13:20-13:40 研究発表②
佐久間香子(立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員) - 13:40-14:00 研究発表③
福田浩久(立命館大学先端総合学術研究科一貫制博士課程)
第三部 総合討論
- 14:00-14:50 総合討論
- 14:50 閉会挨拶