生命倫理研究会(2016年度)
院生代表者
- 安田 智博
教員責任者
- 小泉 義之
企画目的・実施計画
本研究会は、人の生命(生死)をめぐる問題に関する先行研究を取り上げ、倫理的観点から検討することを目的としている。研究活動をはじめて9年目になった今年度は、学会発表やジャーナルへの投稿を目標にし、各々の研究を進捗させる一つの拠点として研究会を位置づけ活動を行なったとともに、香西豊子先生を招聘して公開研究会を開催した。
活動内容
- 第1回研究会
7月2日(土)13:30~15:00
於:立命館大学究論館プレゼンテーションルームC
内容:自己紹介、第2回目の日程&報告者、予算(消耗品)の使途、香西企画の打合わせ
- 第2回研究会
7月16日(土) 13:30~16:00
於:立命館大学究論館プレゼンテーションルームC
報告者&内容:
坂井めぐみ(「患者にとっての臨床研究とリスク――脊髄を事例として」)
高木美歩(構想発表原稿「日本国内の心の理論研究に見る「自閉症」概念の変容」)
- 生命倫理研究会 公開研究会
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日時:2016年11月26日(土)11時~17時
場所:立命館大学 衣笠キャンパス 創思館
タイムテーブル:
11時~12時30分――*ランチ懇親会(会場:創思館409)
13時――公開研究会開始(会場:創思館401・402)
司会からの紹介(司会:安田智博)
13時10分~14時――講演題目「「預防」医学と倫理――「天命」から「人別」へ」
講演者:香西豊子(佛教大学)
14時~14時30分――指定質問
櫻井悟史(生存学センター専任研究員)
笹谷絵里(立命館大学 先端総合学術研究科)
14時30分~45分――質疑応答
(休憩:15時まで)
15時~16時30分――院生発表
住田亜希子(立命館大学 先端総合学術研究科)
「「角膜移植に関する法律」の制定過程――国会議事録を中心として(仮)」
高木美歩(立命館大学 先端総合学術研究科)
「軽度発達障害」という用語を巡る論争とその影響について」
コメント:香西豊子
16時30分――全体ディスカッション
17時――終了
参加費無料
*ランチ懇親会のみ昼食の準備のため予約制とさせていただきます。
ランチ:左京区白川 「青おにぎり」
(一人500円程度の昼食代をご負担お願いいします)
ランチ懇親会の予約は、11月20日までにチラシのアドレスまでご連絡ください。
成果及び今後の課題
今年度は計4回の研究会を行なった。その内容は各自の研究の進捗状況を発表し、議論し、その後の学会発表や論文執筆に有用な視座が与えられた。また公開研究会にむけての勉強会や公開研究会を通じて、活発な質疑応答が行われることで刺激を得ることができた。
今後も引き続き参加者が相互に刺激を与え合い、各々の研究を進捗させる一つの拠点として研究会を位置づけていきたい。
構成メンバー
安田 智博(生命領域・2010年度)
笹谷 絵里(生命領域・2014年度)
坂井 めぐみ(生命領域・2011年度)
篠原 眞紀子(公共領域・2014年度)
南 玉瓊(国際関係学研究科・2012年度)
北島 加奈子(生命領域・2015年度)
西沢 いづみ(生命領域・2008年度)
住田 安希子(生命領域・2013年度)
高木 美歩(公共領域・2015年度)