Core Ethics vol.12
立命館大学大学院先端総合学術研究科
『Core Ethics』Vol.12 2016年
論文
ストレングスモデルにおけるリカバリー概念の批判的検討
伊東 香純 pp. 1-11
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韓国の1980 年代における「浮浪人」という概念の創出と変化
――「兄弟福祉院事件」を中心に――
林 徳栄 pp. 13-24
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レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの国民音楽観
――フォークソングによるイングランド国民性の表出――
奥坊 由起子 pp. 25-36
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在宅看取りという「選択」
――介護の場の意思決定過程をめぐる事例分析――
桶河 華代 pp. 37-49
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「処遇困難者専門病棟」新設阻止闘争の歴史
――精神障害者の社会運動の視角から――
桐原 尚之 pp. 51-61
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ろう児のためのフリースクール「龍の子学園」開校とその展開
クァク・ジョンナン pp. 63-76
「生涯学習」の一環としての「国際化」の試み
――亀岡市の姉妹都市交流とオクラホマ州立大学京都校誘致の事例を中心に――
児嶋 きよみ pp. 77-88
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精神障害当事者の語りがもたらす社会変革の可能性
栄 セツコ pp. 89-101
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日本における新生児マス・スクリーニングの導入
――「保因者」の発見と「出生防止」に着目して――
笹谷 絵里 pp. 103-114
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自律的参画へのプロセス
――勤務評定闘争における「恵那人事協議会」の1957 年度の記録から――
篠原 眞紀子 pp. 115-129
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日本的インクルーシブ教育システムについての考察
――特特委員会審議での就学先決定における保護者の位置づけの変化に着目して――
柴垣 登 pp. 131-143
台湾における病院死の作法としての「助念」と葬送儀礼をめぐる制度化
鍾 宜錚 pp. 145-155
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だれが「当事者」なのか?
――「精神障害当事者研究」のために――
白田 幸治 pp. 157-169
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生活保護に代わる所得保障制度を実現しようとした試みとその意義についての一考察
――障害基礎年金の成立過程で障害者団体と研究者は何を主張したのか――
高阪 悌雄 pp. 171-182
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ハンセン病の薬の変遷の歴史
――1960 年代の長島愛生園の難治らいの問題を中心として――
田中 真美 pp. 183-196
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薬物依存症者の親たちの困難感
――自助グループにつながった親たちの語りより――
谷口 俊恵 pp. 197-209
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Kenneth Waltz のメタ理論的考察とその哲学的批判
椿井 真也 pp. 211-221
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女子大学におけるキャリア形成と課外活動との連関
――観光ホスピタリティ教育とレセプショニストクラブを事例に――
永田 美江子 pp. 223-236
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訪問看護ステーションにおける看護職の裁量の範囲の拡大と法的責任
中西 京子 pp. 237-248
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在職中に重度視覚障害となった教員の復職過程
――「辞める」から「続ける」への転換に焦点を当てて――
中村 雅也 pp. 249-260
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「生活保護バッシング」のレトリック
――貧困報道にみる〈家族主義を纏った排除〉現象――
中村 亮太 pp. 261-274
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三障害ワンストップをめぐる相談支援体制の再編
――大阪市の場合――
萩原 浩史 pp. 275-286
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公立小学校における在籍学級での二言語併用授業
――外国人児童の包摂と多文化共生教育の可能性――
馬場 裕子 pp. 287-302
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生活保護基準決定に関する厚生労働省への財務省の影響に関する検討(2001-2009)
――「物価スライド」および「水準均衡方式」において参照する所得階層を中心に――
三輪 佳子 pp. 303-315
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研究ノート
障害者の教育を受ける権利
――高校入学の教育権訴訟を事例として――
定藤 邦子 pp. 317-329
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ベネッセアートサイト直島における「直島らしさ」の形成をめぐって
髙見澤 なごみ・古田 賢・枝木 妙子・永井 彩子・後山 剛毅 pp. 331-341
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