小川 さやか:2014年度業績一覧
書いたこと
・「第三章タンザニアにおける衣料品の消費行動に関する考察―中古衣料品と中国・東南アジア製衣料品の供給システムの違いに着目して」小島道一編『国際リユースと発展途上国』アジア経済研究所, pp.36-61.
・京都新聞「現代のことば 消費と祭り」2014年5月19日夕刊
・週刊読書人「2014年上半期の収穫」2014年7月25日号.
・「日本の中古品は中国の新品より売れる」『Wedge』(株式会社ウェッジ)9月号, pp.34-37.
・「グローバルな消費のモードと連接するローカルな生産・流通のモード」『民博通信』(国立民族学博物館)146号, pp.22-23.
・「動く人 都市の不確実性に身をゆだねる」『at プラス』22巻(太田出版), pp.50-69
・「Living for Todayの人類学 わたしたちは「怠け者」に憧れている?」『小説宝石』(光文社)1巻, pp.76-83.
・「Living for Todayの人類学 最小限の努力で生きる「情の経済」社会」『小説宝石』(光文社)2巻, pp.100-107.
・「Living for Todayの人類学 タンザニア都市住民の予定表のない生き方」『小説宝石』(光文社)3巻, pp.76-83.
・「Living for Todayの人類学 中国とアフリカにみる「下からのグローバル化」『小説宝石』(光文社)4巻, pp.100-107.
・「書評:三尾裕子・床呂郁哉編『グローバリゼーションズ―人類学,歴史学,地域研究の現場から』」『コンタクト・ゾーン』(京都大学人文科学研究所)6号, pp.247-253.
・「第6章 脳内コックピット探訪記 アフリカの路上と,その日暮らしの狡知」椿昇編『椿昇からコックピットへ』産学社,pp28-37.
その他:新聞取材など)
・産経新聞「新関西笑談 アフリカの路上から(1)」10月27日夕刊
・産経新聞「新関西笑談 アフリカの路上から(2)」10月28日夕刊
・産経新聞「新関西笑談 アフリカの路上から(3)」10月29日夕刊
・産経新聞「新関西笑談 アフリカの路上から(4)」10月30日夕刊
・産経新聞「新関西笑談 アフリカの路上から(5)」10月31日夕刊
・ラジオ大阪「里見まさとのおおきに!サタデー」10月25日放送
話したこと
・(口頭発表)“The Unionization of Street Traders: The Riots and Politics of the Street in Tanzania”, In International Union of Anthropological and Ethnological Sciences (IUAES), 2014年5月16日,於幕張メッセ,千葉.
・(講演)「仕事は仕事のダイナミズム―中国―アフリカ間の模造品/インフォーマル交易」,大阪北ロータリークラブ例会,2014年5月21日,於新阪急ホテル,大阪.
・(パネリスト)若手企画「労働文化と文化労働―その緊張関係を問う」関西社会学会第65回学術大会,2014年5月24日,於富山大学,富山.
・(講演)「路上空間は誰のもの?」阪神シニアカレッジ,2014年6月12日,於尼崎女性センター,兵庫.
・(口頭発表)「模造品の増殖をめぐる複ゲーム状況―エージェンシー研究の展望と可能性」国立民族学博物館共同研究『エージェンシーの定位と作用』(代表:杉島敬志),2014年7月5日,於国立民族学博物館,大阪.
・(講演)「もう一つのチャイニーズドリーム―中国~アフリカ間の模造品交易」第10回MUCL講演会,2014年10月10日,於神田外語大学,千葉.
・(講師)「タンザニアのたくましい路上商人」高大連携事業,2014年12月17日,於堀川高校,京都.
・(口頭発表)「東アフリカ都市商人の組合化と暴動―インフォーマリティの再考」東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究『現代アフリカにおける<国家的なもの>に関する研究:ニューメディア・グローバリゼーション・民主主義』(代表:内藤直樹),2015年3月30日,於東京外国語大学,東京.
学会等の活動
・(所属学会)日本アフリカ学会,日本文化人類学会,関西社会学会
・(編集委員等)京都大学人文科学研究所紀要『コンタクト・ゾーン』編集委員
・(主催研究会)国立民族学博物館共同研究『現代消費文化に関する人類学的研究』
・(共同研究員)国立民族学博物館『贈与論再考』(代表:岸上伸啓),アジア経済研究所共同研究『国際リユースと発展途上国』(代表:小島道一),国際日本文化研究所『21世紀10年代日本の軌道修正』(代表:稲賀繁美)
・(研究会の企画)立命館大学生存学研究センター企画『目の前のアフリカ』,立命館大学国際言語文化研究所『アフリカ社会と笑い』(代表:岩田拓夫)
非常勤講師
・大阪大学「政治経済の人類学」(夏季集中講義)
海外出張
・2014年9月8日から28日までタンザニアに渡航し,タンザニア北西部のアルーシャ市において森林資源の流通・活用について調査を実施した(資金:科学研究費補助金A代表池野旬京都大学のプロジェクト).2014年2月14日から2月17日までもタンザニアに渡航し同調査を行った.その後2月18日から3月2日までタンザニアにて,ケニア経由で輸入される模造品(特に携帯電話)の消費行動に関する調査をおこなった(資金:科学研究費補助金若手B).また3月8日から13日まで中国浙江省杭州市を経由して義烏市に渡航し,世界最大の卸売市場とされる国際商貿易城等においてアフリカ系交易人の買いつけや取引のしくみについて調査した(資金:個人研究費).