地域社会学研究会
院生代表者
- 安田 智博
教員責任者
- 立岩 真也
企画目的・実施計画
地縁組織と「まちの居場所」の共存の可能性を検証しつつ、過去の衝突の歴史を追う。その中から今後の地縁組織と他組織との共存方法を考察し、地域社会の今後を占う。
活動内容
・地域社会学に関するメンバーの発表(全5回)
・平本毅先生等の研究者を招いた(全2回)
成果及び今後の課題
成果:
小辻寿規,2013,「喫茶店がまちの居場所になるための要件−YAOMON(京都市)の事例より−」,『地域活性学会第5回研究大会(2013年度・高崎)論文集』.
小辻寿規,「まちの居場所におけるソーシャル・キャピタル生成構造の検討 ――京都市の事例から」,日本社会学理論学会 第8回大会(於成城大学).
小辻寿規,2013,「まちの居場所終了要因の研究」,日本社会学会第86回大会(於慶應義塾大学).
諸岡聖,2014,『地域活動の継続要因−若年層と中高年層のケーススタディーによる考察−』,修士学位請求論文.
今後の課題:
地縁組織と他組織との共存には、共通の目的を持つ必要性があることが明らかになった。しかしながら、このような事例はかなりまれである。そのため、この共存のメカニズムを今後は探ることとする。
構成メンバー
- 安田智博
- 小辻寿規
- 諸岡聖
- 中村亮太
- 伊藤岳志