論理学研究会
院生代表者
- 角田 あさな
教員責任者
- 竹中 悠美
企画目的・実施計画
本プロジェクト企画の趣旨は、研究に必要な基礎知識としての論理学を学ぼうとするものである。本研究会は2011年4月から継続して行っているものである。前年度に引き続き、本学文学部の伊勢俊彦先生を中心として、論理学の基礎文献の講読を行うことを目的とする。参加者の哲学的関心や知識欲に沿いつつ、異なるテーマの者でも可能な限り読みやすいテキストを選択して、論理学とはどのようなものか、その基本構造を各人が身につけていくことを目指す。
本プロジェクトの意義は、各々の研究の手助けとするために、論理学の基礎的な知識を得ることのできる場をつくることにある。
研究会は月に2回を目処に、継続的に実施し、参加者が文献の要約などを適宜発表し、コメント、および補足を、伊勢先生あるいは、他の参加者から受けるというセミナー形式にて行う。テキストは青山拓央『分析哲学講義』ちくま新書(2012)を使用し、毎回1章を読み進めることとする。
活動内容
- 第1回研究会
日時:2013年9月9日(月)16:00-
内容:青山拓央『分析哲学入門』
「講義7 可能世界と形而上学」
場所:創思館412
報告担当者:角田 あさな - 第2回研究会
日時:2014年2月12日(水)18:00-
内容:青山拓央『分析哲学入門』
「講義6 二つの自然と、意味の貨幣」
場所:創思館312
報告担当者:山田 由紀
成果及び今後の課題
今年度はテキスト選択の効果もあり、前年度に比べると、参加者の積極的な議論が行われたといえるだろう。ただ今年度は残念ながら、実施計画では月2回を目処に継続的に研究会を行う予定であったものの、参加者の都合を合わせることが難しく、2回のみの開催となった。今後は、少人数の研究会であることを活かして、参加者の関心により近いテキストを選択し、個々人がより積極的に研究会に参加できるよう考えつつ、継続的に研究会を行っていくことが重要であると考えている。
構成メンバー
- 角田あさな 表象領域・2009年度入学
- 小西真理子 生命領域・2011年度入学(3年次編入)
- 山田由紀 公共領域・2012年度入学
- 山口隆太郎 表象領域・2013年度入学(3年次編入)