一貫制博士課程
先端総合学術研究科では、領域横断的なカリキュラムによる講義・演習から構成されている一貫制博士課程を採用している。院生たちは、1、2年次に開設される「プロジェクト予備演習」に参加しながら博士予備論文の仕上げに専念します。この間、個別プロジェクト、研究会などに准メンバーとして参加します。博士予備論文は、プロジェクト研究に正式に共同研究者として参加するための資格審査の材料となります。
博士予備論文の審査に合格すると、その院生はもはや準メンバーではなく正式な共同研究者として、4つのテーマ領域からなる「プロジェクト演習」を中心として、立命館大学の研究所・センター群によって構成されている研究会、グローバルCOE拠点、科学研究費補助金、立命館大学研究助成(R-GIROなど)による共同研究など多様なプロジェクト研究そのものの運営にあたって中核的な役割を果たすことになります。すなわち、計画的に研究を推進する日々の活動の一翼を担いつつ、研究会や学外の諸学会等における成果発表を着実に積み重ねていくことになるのです。