老い研究会(2012年度)
院生代表者
- 小林 宗之
教員責任者
- 天田 城介
企画目的・実施計画
本研究会の目的は,現代の日本において,ひとびとが「老い」ゆくこと,それをめぐって惹起されるさまざまな「問い」を吟味・考察していくことを目的としている。「老い」自体について「あるべき姿」を考察する作業であるとともに,「老い」から「現代社会」を逆に照射し,そこにある問題を考察することとつながっていると考える。
今年度は,調査も積極的に行ない,日本各地に出向くことにより,研究結果の裏付けを行ないより,研究の精度を高める。メーリングリストなどを活用して情報や考察・研究の進捗状況,論文の執筆状況などについて共有し,また本研究会からそれ以外の院生や学外に対してもそれらを発信していく。
活動内容
本研究会は今年度、3回の研究会を行った。
第23回老い研究会 2012年04月15日(日)10:00~17:00
第24回老い研究会 2012年10月07日(日)09:00~13:15
第25回老い研究会 2012年11月23日(金)09:00~15:00
各回とも、各自のテーマを発表し,出席者で検討する形で進められた。さらに、旅費を用いてメンバーが1人、東京へ出張調査を行った。
成果及び今後の課題
今年度までの成果として、小林宗之・谷村ひとみ編『戦後日本の老いを問い返す』(生存学研究センター報告第19号)を2013年2月に刊行した。
構成メンバー
- 荒木 重嗣
- イ ウク
- 小辻 寿規
- 小林 宗之
- 渋谷 光美
- 徳山 貴子
- 西沢 いづみ