パートナーシップ委員会
パートナーシップ委員会の目的は、大学院の研究環境の改善に向けてハラスメントを含む大学院独自の見えにくい課題を析出し、教員と院生が共に問題を共有し、解決に向けた現実的な提案を行うことにあります。例えば、障害や病を抱えた院生やLGBTなど異なりを抱えた院生が抱える課題は、大学内の施設の利用から日常的な差別やハラスメント、日々の研究活動、研究者としてのキャリアパスの課題まで多岐にわたります。その中には学部と共通するものもありますが、大学院独自の課題も多いと認識しています。またマイノリティやダイバーシティに関連する課題だけでなく、情報格差やヘイトスピーチ、大学自治のあり方、分野横断的な院生同士の交流の促進といった大学院の未来を展望するための課題も数多くあると考えます。
本委員会は、大学院をとりまく環境の既存の問題を解決するとともに大学院の未来を展望するために、学内の院生と教員が共に議論する勉強会、研修、シンポジウムを実施します。それを通じて特定の課題に対する教員・院生相互の理解を深め、各研究科での日常的な営みへと還元されることを到達目標としています。
2023年度 立命館大学大学院 先端総合学術研究科
パートナーシップ委員会企画イベント
「衣笠研究科交流フォーラム:つながる院生・ひろがる研究」
2023年度 立命館大学大学院 先端総合学術研究科
パートナーシップ委員会企画イベント
「衣笠研究科交流フォーラム:つながる院生・ひろがる研究」
◇開催日時
2023年12月15日(金) 17:30~19:00(予定)
◇場所
立命館大学衣笠キャンパス諒友館食堂1階
途中入退場自由・申込不要
◇企画趣旨
立命館大学大学院学生育成目標では院生の分野横断的な研究交流・協力が推進されており、とりわけ先端総合学術研究科では「プロジェクト型大学院」のもと研究・教育が実施されています。しかしながら、コロナ禍を経た現在、院生同士や教員とのオープンな場での交流機会が減少しています。そこで本企画では文学研究科、法学研究科、映像研究科、社会学研究科、国際関係研究科、先端総合学術研究科の6研究科から総勢24名の院生が、それぞれの研究科と個人の研究を紹介し、会場参加者との対話・交流を行います。他研究科にある近接領域や、他分野との出会いの中で参加者のディシプリンを確立・再考する機会を提供いたします。
◇タイムテーブル
17:30 開会の挨拶 趣旨説明
17:50 ポスターセッション
研究科紹介 ×6
6つの研究科それぞれで学べることや教育方針などを紹介
授業の雰囲気や大学院生の自主研究会など耳より情報も?
個人研究発表 ×24
大学院生が自身の研究の意義や可能性を紹介
ポスターの前に立つその人こそ、運命の研究仲間かも?
18:50 閉会の挨拶
※ポスターセッションとは
発表者が伝えたいことを一枚の大判ポスターにまとめて掲示し、来場者に対面で説明する形式の研究イベントです。
◇主催
立命館大学大学院先端総合学術研究科パートナーシップ委員会
過去のパートナーシップ委員会企画
立命館大学大学院先端総合学術研究科パートナーシップ委員会報告書
- 2006-2007年度報告書 (2008年3月31日発行)
- 2008-2009年度報告書 (2010年5月6日発行)
- 2010-2011年度報告書 (2012年3月31日発行)