「障害者の働くを/から考える——福祉・就労・教育」

 

この度、立命館大学先端総合学術研究科の院生プロジェクト「少数者と教育」研究会と「障害者とjob&work」研究会では、「障害者の働くを/から考える——福祉・就労・教育」というテーマで、下記の通り、合同シンポジウムを開催することになりました。

「働けない」「不安定な働き方」を巡る研究から、福祉・就労・教育をとらえなおすことを目的とし、
東京大学の近藤武夫先生、明治学院大学の猪瀬浩平先生、立命館大学の小川さやか先生にご登壇いただきます。

労働と教育には深い相互関係があり、単独でそれぞれのテーマに分けて開催するよりも、より深い知見を得ることが可能になると考えます。
ご関心のある方は是非ご参加いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

〇概要
「一人前」の仕事ができない。
だから、いくつも・たくさんの仕事を、仲間と柔軟に乗りこなす。細かく分ける。
多様な人たちと一緒に耕す。
「働けない」「不安定な働き方」を巡る研究から、福祉・就労・教育をとらえなおす。

本シンポジウムは、近代の「能力主義的」な、「一人前の仕事」に対して、
オルタナティブな働き方を提示する研究者たちと、今日の障害者にとっての福祉・就労・教育をとらえなおすことを目指します。

〇開催日時
2025年1月25日(土) 14時〜17時

〇開催場所
立命館大学衣笠キャンパス創思館1Fカンファレンスルーム
現地およびZoom(ハイブリッド)

〇参加対象者・定員
関心のある方。
現地定員:90名
Zoom定員:200名

〇講師・登壇者情報
・近藤武夫
東京大学先端科学技術研究センター教授。博士(心理学)。文部科学省 「障害のある学生の修学支援に関する検討会」委員などを歴任。一般社団法人 特別支援教育士資格認定協会理事。SISL(東京大学 先端科学技術研究センター 社会包摂システム分野)研究プロジェクトにて活動。
・猪瀬浩平
明治学院大学教養教育センター教授。博士(社会人類学)。専門は文化人類学。同大学ボランティアセンターセンター長。著書に『分解者たち——見沼田んぼのほとりを生きる』(生活書院)、『野生のしっそう:障害、兄、そして人類学とともに』(ミシマ社)など。
・小川さやか
立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。博士(地域研究)。専門は文化人類学、アフリカ研究。代表作に『都市を生きぬくための狡知——タンザニアの零細商人マチンガの民族誌』(世界思想社)、『「その日暮らし」の人類学——もう一つの資本主義経済』(光文社新書)など。

○参加方法
以下の申込フォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/vaMka9n5g119f9Su5
※申込締切:2024年1月18日(日)まで

○情報保障について
手話通訳、文字情報保障

○合理的配慮について
上記の情報保障以外で合理的配慮をご要望の際、
視覚障害等の理由で申し込みフォームからの申込みが難しい場合などは、
問い合わせ先までご連絡いただけますようよろしくお願いいたします。

問い合わせ先:
メール:gr0529kp@ed.ritsumei.ac.jp (代表:種村光太郎宛)

主催
立命館大学大学院 院生プロジェクト「少数者と教育」研究会
立命館大学大学院 院生プロジェクト「障害者とjob&work」研究会

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