日本現代批評史研究会(2024年度)

院生代表者

  • 立川 宗一郎

教員責任者

  • 千葉 雅也

概要

 本研究プロジェクトの目的は、日本現代批評史における重要文献の講読会を通して、日本批評史の歴史意識や現代日本の批評状況について知見を深め、学術/批評の横断可能性を意識づけたうえで、研究者としてのスキルアップを企図するというものである。
 本研究プロジェクトは、2024年6月から2025年2月にかけて、日本現代批評史に関心をもつ院生メンバーとともに文献講読を実施し、レジュメ作成・発表を行う。秋セメスターには公開研究会を実施のうえ、日本批評史の専門家、日本現代批評における当事者の方を講師として招聘し、ディスカッションする。
 本研究プロジェクトの意義は、主に3点挙げられる。〈1. 各院生メンバーが専門とする諸研究分野の知見の拡大〉さまざまな学問分野の知見が内包されている日本現代批評史を研究することで、文学・哲学・精神分析・ゲーム・メディア論などの諸分野の知見を拡大し、深めることができる。〈2. 領域横断的な知見の獲得〉院生メンバーそれぞれの専門分野の深化だけでなく、隣接する分野を日本現代批評から学ぶことで、幅広い知見を獲得することができる。〈3. 学外講師とのコミュニケーション〉公開研究会において学外講師とディスカッションし、互いに刺激を与えあう場を提供できる。
 以上の3点を通して、学術/批評の「知」を体系的に血肉化する。

活動内容

構成メンバー

立川 宗一郎
TAN Lacheng
徳永 怜
間宮 琴子

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