身体論・空間論研究会(2024年度)

院生代表者

  • 宮内 沙也佳

教員責任者

  • 千葉 雅也

概要

 本研究会の目的は、それぞれの理論に関する文献講読と公開研究会での意見交換を通して、研究会所属メンバーの博士論文執筆の切り口の発展、研究者としての活動の礎を築くことである。
 そのために本研究会では、以下の 3 点の内容および方法でおこなう。すなわち、1読書会の開催・文献の輪読、2映画作品の視聴、3院生の研究発表を通したそれぞれの研究の推進、4読書会で検討したテキストの著者や研究者を招聘した公開研究会の実施である。以上を通して、成果発信を定期的におこなっていく。
 VR や AI などのテクノロジーが急速に発達してきた現代において、身体論や空間論の研究分野においてもロボットやアバターに注目が集まっている。そこでは「自在」に動く身体を肯定する主張がなされている。そこで、再度「自在」に動かない身体=有限性を持つ身体・空間について改めて考えていく。本プロジェクトの意義は、多様な専門領域における身体論や空間論を探ることによって、身体の拡張性や有限性を捉えることである。身体論と空間論は緊密な関係にある。本研究のメンバーは、身体論や空間論の研究を背景とするメンバーから構成されている。
 また、所属メンバーは研究対象やルーツに母国以外が関与していることや、本研究会で検討する文献や招聘予定の研究者も国内外を想定していることから、本研究会内外において多様な視点を感受し、各々の研究に還元することにも意義がある。

活動内容

構成メンバー

宮内 沙也佳
KIM Kyohyun
談 拉成
王 裕森
松元 一織
徳永 怜
立川 宗一郎
朱 彦如
今井 友哉

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