院生プロジェクト「日中社会の死生学」研究会・オンライン講演会:「死亡に遭遇する際――生と死の現場でのフィールドワーク」

院生プロジェクト「日中社会の死生学」研究会・オンライン講演会:
「死亡に遭遇する際――生と死の現場でのフィールドワーク」

【日時】 2025年1月19日(日)14:30〜16:30

【開催方式】Zoomによるオンライン開催

【講師】沈燕先生(上海大学社会学院人類学民俗学研究所講師 専門分野:医療人類学)

【プログラム】
14:30〜14:35 はじめの挨拶
14:35〜16:10 沈燕先生による講義
16:10〜16:30 質疑応答

【お申込み】
参加をご希望の方は下記のGoogleフォームに記入をお願い致します。
https://forms.gle/GGSw3uozouPTX6XJ8

【情報保障】日中逐次通訳あり

【連絡先】岳培栄(共生領域) gr0505xf@ed.ritsumei.ac.jp

SOGI研究会・公開研究会「Research on Disability & Sexuality」

SOGI研究会・公開研究会「Research on Disability & Sexuality」

【日時】 2025年1月11日(土) 10時~12時 

【参加方法】 ZOOM (入退室自由、事前申し込みなし)

https://ritsumei-ac-jp.zoom.us/j/4607325624?pwd=eExLVlpoSW5qNi9SMVBjZnhlZW5iQT09&omn=91792342161

ミーティングID: 460 732 5624
パスコード: VP7ANb

使用言語:英語

【Speaker】 

Dr. Alan Santinele Martino (he/him) is a tenure-track Assistant Professor (Teaching) in the Community Rehabilitation and Disability Studies program in the Department of Community Health Sciences at the University of Calgary. His main research interests are in critical disability studies, gender and sexualities; feminist and critical disability studies theories; qualitative and community-based research (particularly participatory and inclusive research methodologies).

https://www.researchgate.net/profile/Alan-Santinele-Martino/research

【Programs】 

9:50- zoom opening

10:00-10:05 Start: Introduction of the Speaker
10:05-11:00  Lecture by Dr. Martino

11:00-11:10  Break times

11:10-*12:00 at the latest Q&A Discussion

2024年度 立命館大学大学院 先端総合学術研究科 パートナーシップ委員会企画イベント 「キャリア・パスの脱構築:文系研究者のこれから」

2024年度 立命館大学大学院 先端総合学術研究科

パートナーシップ委員会企画イベント

「キャリア・パスの脱構築:文系研究者のこれから」

キャリア・パスの脱構築 文系研究者のこれから 2025年1月30日(木)18:30~20:30  立命館大学衣笠キャンパス創思館1Fカンファレンスルーム +Zoom配信 

◇開催日時・会場

2025年1月30日(木)18:30~20:30

立命館大学衣笠キャンパス創思館1Fカンファレンスルーム +Zoom配信

◇登壇者

小西真理子(こにしまりこ)さま

Researchmap

先端研生命領域修了後、学術振興会特別研究員(PD、RPD)などを経て、大阪大学に着任。専門は哲学、倫理学。

吉野靭(よしのゆぎ)さま

Researchmap

先端研公共領域修了後、学術振興会特別研究員(PD)、立命館大学専門専門研究員などを経て、現在は立命館大学生存学研究所 客員研究員として活動。専門はジェンダー。

比嘉夏子(ひがなつこ)さま

Researchmap
個人ページ Meshwork

京都大学博士課程を修了後、より実践的な人類学のあり方を模索し、合同会社メッシュワークを設立。人類学的アプローチを現場で活かすべく、組織や個人の伴走支援を行う。専門は文化人類学。

趙瑩瑩(チョウエイエイ)さま

研究室ページ

大阪大学博士課程を修了後、民間の企業に就職され、活動。専門はジェンダー。

◇イベント概要

近年、文系研究者のキャリアの選択肢は、アカデミックポストに限らず広がりを見せています。しかし、その背景には、文系分野の若手研究者が直面する就職難や非正規雇用の問題があり、大学院生にとっては博士課程終了後のキャリア形成が重要な課題となっています。このような背景から、文系研究者のキャリアに関する将来像をいかに描き、実際にどのように戦略的にキャリアを築いていくべきかという問題は、大学院生のみならず、現役の研究者や大学教育に携わる者にとっても重要なテーマです。アカデミックなキャリアを選ぶのか、あるいは学問を糧に別の道を切り拓くべきか。現状の不安定さの中で、どのようにキャリアを脱構築し、新たな可能性を見出すべきかが問われています。

この状況を打破するためには、大学側の支援と実際のキャリア選択における現実とのギャップを認識し、大学院生と教員が互いに理解し協力し合うことが不可欠でしょう。今回のイベント「キャリア・パスの脱構築」では、大学院生と教員の垣根を越えたオープンな対話を通じて、相互理解を深めながら、両者が共に現実的な支援策を模索する場を提供します。あるいは、大学のサポートに頼らず、個人事業主的な活動を展開せざるを得ない状況もあるでしょう。こうした場合、どのようなテクニックや戦略が求められるのか、その現実にも目を向けることが必要です。将来的に見れば、大学はこれまでのような形で存続できないかもしれません。大学のサポートをただ待つだけではなく、自ら積極的にキャリアを切り拓く姿勢というのも、これからますます重要になってくるでしょう。

本イベントは、具体的には、文系研究者のキャリアに関する課題を共有し、大学がどのようにサポートできるか、あるいは大学の外でいかに自立して活動できるかを議論します。アカデミック分野に囚われない新たな可能性を開拓された方や、実際に苦労しながらキャリアを築いてきた先輩方をお迎えし、大学院生がキャリアに関して抱えるリアルな悩みや不安を共有します。その上で、大学としてどのような支援が求められているのか、具体的な提言を行います。

また、本イベントは、「立命館大学大学院先端総合学術研究科」が持つ強みにも焦点を当てます。この研究科は、学際的なアプローチや独自の研究手法に基づく高度な専門性を持つだけでなく、社会的課題に対応した研究を推進してきました。昨年度に20周年を迎えた「先端総合学術研究科」ですが、この研究科独自の強みとは一体何なのでしょうか。この強みを大学の「内」、あるいは「外」でどのように活かせるのかを明確にし、キャリアの可能性を広げる議論も行います。

登壇者には、先端総合学術研究科の教員として戸谷洋志准教授をはじめ、他分野で活躍する卒業生・文系研究者をお招きし、それぞれがどのようにキャリアを選択し、発展させてきたかを具体的な事例として共有していただきます。また、事前に本研究科に所属する大学院生にアンケートを実施し、キャリアに関する不安や悩みを収集した結果も会で紹介します。「先端総合学術研究科」の支援のあり方を検討することにより、大学院生や教員が提起するキャリア形成に関する課題が大学全体で認識され、具体的な改善策に向けた第一歩となることを期待しています。本イベントは、単なる議論の場にとどまらず、支援策の実現に向けた出発点として機能することを目指しています。

このイベントは、文系研究者のキャリア形成における現実的な支援策を共に考える機会になると同時に、各自が自立的にキャリアを切り拓くための戦略を学ぶ場となり、参加者同士が新たな視点を得られる場となるでしょう。皆様のご参加をお待ちしております!

◇参加方法

以下の申込フォームよりお申し込みください。

https://forms.gle/j5L7dszHbiwtQ7uQA

※申込締切:2025年1月28日(火)まで

◇情報保障について

文字情報保障が付きます。

◇合理的配慮について

上記の情報保障以外で合理的配慮をご要望の際、

視覚障害等の理由で申し込みフォームからの申込みが難しい場合などは、

問い合わせ先までご連絡いただけますようよろしくお願いいたします。

問い合わせ先:

メール:gr0529kp@ed.ritsumei.ac.jp(代表:種村光太郎宛)

主催
立命館大学大学院 パートナーシップ委員会
マーティン・ロート、戸谷洋志、種村光太郎、北村公人

院生プロジェクト マルチモーダル人類学先端研究会 特別講義「アーティストのフィールドワーク #01 ホー・ルイ・アン」

 

院生プロジェクト マルチモーダル人類学先端研究会 特別講義
「アーティストのフィールドワーク #01 ホー・ルイ・アン」

近年、学術の対象と手法は、従来のテクスト的・理性的なものを超え、マルチモーダルかつ情動的なものを含むようになっています。その背景には、理性やテクスト知の優位に対する批判的思考や、複合化したメディア状況、さらに科学と芸術を再定義しようとする試み等があります。
今回の特別講義では、海外を含めたさまざまなアーティストの作品をキュレーションしてきた川上先生を迎え、シンガポールを拠点とするアーティストである、ホー・ルイ・アンの映像作品『Solar: A Meltdown』を鑑賞し、議論を行います。本作は、植民地主義によって再生産されてきた「他者」としての非西洋や、その背景にある近代化のシステム等について、映像やイメージを通して表象し、考察を行うものです。
今回は、映像作品にかんする美学・人類学的な議論を行うとともに、参加者の多様な学問的関心を活かし、マルチモーダルな人文社会科学が発展しうる可能性を模索する一歩としたいと思います。

[開催日時]2025年1月12日(日)15:00-18:00 (14:30開場)

[開催場所]立命館大学衣笠キャンパス 充光館 地下シアタールーム(JK001)
 〒603-8346 京都府京都市北区等持院北町56−1

[講師]川上幸之介先生(倉敷芸術科学大学准教授)

[コメンテーター]小川さやか先生(立命館大学先端総合学術研究科教授)

[タイムスケジュール]
15:00-15:05 はじめの挨拶
15:05-16:00 『Solar: A Meltdown』by Ho Rui An 鑑賞
16:00-17:00 川上先生による講義
17:00-17:40 小川先生によるコメント・対談
17:40-18:00 質疑応答・ディスカッション

[ゲスト講師紹介]川上幸之介 先生 (倉敷芸術科学大学准教授)
1979年山梨県生まれ。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズMAファインアート修了。KAGアートディレクター(https://gallerykag.jp/)。専門は現代アート、ポピュラー音楽、キュレーション。著書に『パンクの系譜学』、共著に『思想としてのアナキズム』(以文社)。キュレーションにPunk! The Revolution of everyday Life展、Bedtime for Democracy展ほか。川上先生のゼミHPはこちら:https://kawakamilabo.com/

[お申し込み]
事前申し込みは必要ありません。ご不明点があれば、下記連絡先までご連絡ください。

[本研究会の問い合わせ先]
加藤このみ(共生領域2回生) gr0635vs@ed.ritsumei.ac.jp

[主催]立命館大学大学院先端総合学術研究科院生プロジェクト「マルチモーダル人類学先端研究会」