SOGI研究会(2023年度)

院生代表者

  • OUYANG Shanshan

教員責任者

  • 立岩 真也

概要

【目的】SOGI(Sexual Orientation and Gender Identity)とは、性的指向とジェンダー・アイデンティティのことを意味する。本研究会はSOGIの視点で幅広い課題を検討することを目指している。2023年度研究会の目的は、コミュニティ論、アイデンティティ論、社会運動論において、SOGIにかかわる問題はどのように論じられているのかという課題を中心に、地域研究、クィア理論、メディア分析、フェミニズムなど多様な分野から考察することである。
【内容と方法】本研究会の内容および方法は3つの活動で構成される。
①読書会を開催し、文献の輪読を行うことを活動の基本とする。担当メンバーがレジュメを作って発表する。
②クィア・コミュニティ活動(例えばパレード、クィア映画祭、展覧会など)に参与観察し、その場で得た知識と感想などを研究会で検討する。
③読書会で検討したテキストの著者や研究者を招きして公開研究会を行う。
【意義】本プロジェクトは、多様な専門領域とSOGIの接点を探ることによって、地域研究、表象研究、社会運動研究に関心を持つメンバーは各自の研究を進捗させると考える。

活動内容

「Bear Study&Queer Geography」

2023年度 SOGI研究会 公開研究会

【日時】
2023年12月9日(土)17:00~20:00

【参加方法】
入退室自由、事前申し込みなし

【場所】
Microsoft Teams
ここをクリックして会議に参加してください

Meeting ID: 476 405 256 903
Passwords: pG2YH8

【Speaker】
Dr. Nicholas McGlynn (University of Brighton, UK)

Dr.McGlynn is a senior lecturer in Geography, School of Applied Sciences. Centre for Spatial, Environmental and Cultural Politics, Centre for Transforming Sexuality and Gender. His current research concentrates on the geographies of the GBQ men’s Bear subculture.
https://research.brighton.ac.uk/en/persons/nicholas-mcglynn

【Programs】
17:00~17:05 Start: Introduction of the Speaker
17:05~18:05 Lecture by Dr. Nicholas McGlynn and Q&A Session
18:05~18:20 Break times
18:20~19:20 Graduate Students’ Presentations
(Sayaka MIYAUCHI/Shanshan OUYANG)
19:00~20:00 General Discussion

【主催】
立命館大学大学院先端総合学術研究科・院生プロジェクト「SOGI 研究会」

2023年度 SOGI研究会 公開研究会
「プライドパレードをめぐる議論と戦略の変遷」

2023年度SOGI研究会 公開企画

【日時】
2024年2月 20日(火)13:00~16:00

【参加方法】
入退室自由、事前申し込み不要

【場所】
Microsoft Teams
ここをクリックして参加してください

会議 ID: 466 904 257 120
パスコード: PUX6gF

【講師】
斉藤巧弥 (札幌国際大学観光学部観光ビジネス学科)

【プログラム】

12:30 Teams開場

13:00~13:05 開始:挨拶、研究会の主旨、先生の紹介

13:05~14:05 斉藤先生の講演

14:05~14:25 質問時間

14:25~14:35 休憩

14:35~15:00 院生発表(OUYANG)

15:00~16:00 総合ディスカッション

【主催】
立命館大学大学院先端総合学術研究科・院生プロジェクト「SOGI 研究会」

【お問い合わせ】
gr0371ri@ed.ritsumei.ac.jp(OUYANG)

成果及び今後の課題

 今年度は、SOGIはどのように社会運動論、コミュニティ論、メディア論で論じられているのかという課題を中心に、日本だけではなく、英国や中南米の研究も学習することができた。また、公開研究会を通じて国際的な議論や当事者の経験の多様さへの理解も深めることができた。今後、エスニシティ論を視野に入れた研究会活動をしていくことを望んでいる。

構成メンバー

OUYANG Shanshan
QU Honglin
TAN Lacheng
宮内 沙也佳
勝又 栄政
田場 太基

活動歴

2022年度の活動はコチラ
2021年度の活動はコチラ
2020年度の活動はコチラ
2019年度の活動はコチラ

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