「アート/クラフト」研究会(2023年度)

院生代表者

  • 柴田 惇朗

教員責任者

  • 小川 さやか

概要

 本研究会の目的は「アート/クラフト」の境界的事例の質的研究を用いて、制度の枠を超えた社会における創造性のあり方について研究し、その成果を学術論文として発表することである。
具体的な内容および実施方法は以下の通りである。本研究会では第38回民族藝術学会大会において「研究対象としての「おかんアート」 ——美学、社会学、人類学からの検討」(2022.04.17)と題した発表を行った。また、昨年度には追加調査及び査読論文の執筆を進めてきた。本年度は8月に民族藝術学会誌『arts/』にこれまでの調査と議論の成果を論文として投稿する予定である。
 本研究会の意義は学際的な研究領域の院生が集まり、共同研究を行う点である。これまでにも月例の研究会と調査を重ね、各専門分野後券をベースに活発な議論を行ってきた。本年度は当初からの目標であった論文投稿を実際に行う目処が立っており、そのプロセスで更に学術システムへの理解を深め、能力の研鑽が見込めると考えている。

活動内容

本年度はプロジェクトとしては会議を複数回実施し、論文投稿のためのリサーチや執筆状況の相互確認などを行った。

成果及び今後の課題

調査は当初予定していたものの、メンバーの予定などを鑑みて断念した。また、論文投稿自体も本年度中の投稿は目指さず、次年度8月頃に持ち越すことを決定した。

構成メンバー

柴田惇朗
藤本流位
坂本唯

活動歴

2022年度の活動はコチラ
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